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大手仲介出身不動産鑑定士が教える レインズ成約事例を使った査定書作成vol.4

レインズの成約事例が査定にとっていかに大切か

今回は、レインズの成約事例を使った査定書の作成をテーマに執筆していきたいと思います。
多くの売買仲介営業の担当者様は、売主様から査定依頼があった際にレインズやatBBで成約事例を参照していることと思います。

そのような皆様には釈迦に説法で恐縮ですが、不動産査定の手法の1つで最も馴染み深い取引事例比較法を利用する場合、採用する事例は成約事例である必要があります。
ところが、近年多くの不動産会社が導入している査定書作成ツールでは、過去の売出情報をもとに価格査定をしているものがほとんどです。

過去の売出情報は成約したかどうか不確かであること、最終的な成約価格が不明であることなど、根拠資料とするには心許ないものです。
それでもこうした査定書作成ツールを利用する企業が多いのは、査定業務の負担が大きいためでしょう。

私も現場に6年ほどいたので査定の負担は理解しているつもりです。ただし、正しい手法で査定を行なっていないと、情報やノウハウがインターネットにあふれる社会のなかで一般消費者に手法の不備を見抜かれることも時間の問題です。

本記事では、成約事例の大切さを改めて確認し、成約事例を利用した査定のフローを整理できればと思います。

 

この記事は全4記事シリーズの4記事目です。

1記事目:どのような査定書が必要か

2記事目:成約事例を利用した査定方法①②

3記事目:成約事例を利用した査定方法③④

4記事目:成約事例を利用した査定方法⑤

査定&査定書作成の方法⑤ 成約図面を登録できる査定ツール(カンテイ系)を利用

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○メリット

・見た目が良い

・事例から価格を求めている

・成約事例を登録して利用可能(図面の登録・表示も可能)

・AIが補正値を出すので若手でも使いこなせる

 

最後に:成約事例をいかに効率的に活用するかが、査定書の出来を分ける!

以上、レインズの成約事例を活用した査定書の作り方の概要を5パターンお伝えしました。
・それぞれの作り方にメリット・デメリット両方あること
・成約事例をいかに効率的に活用するかが、査定書の出来を分けること
をご確認いただけたかと思います。


実務として特にネックになるのが、「手間がかかる・見た目が汚い・信頼性が低いetc…」が多くの現場の声としてあります。


このようなボトルネックから、
 「レインズの成約事例をいかに効率的に、システム内の操作で完結させるか」
 「手間を省きながら本格的な査定をできるシステムを作れないか」
 「査定書の信頼向上にAIのプログラムが活用出来ないか」
このような問題意識に至り、コラビットでは「AI査定プロ」を開発しました。レインズの成約事例を最大活用し、効率的に、本格的な査定書を作るための機能が満載です。


ぜひ無料トライアルでお試しいただき、良い査定書を作るお助けになれば、と思います。

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