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媒介を逃さないための不動産査定書チェックリストvol.3

こんにちは。株式会社コラビットで不動産査定書作成システムを企画開発しています、不動産鑑定士の横山と申します。

一括査定全盛時代、査定書は売主様との大事なファーストコンタクトです。

昔のように売主様にすぐに会えて人柄を好きになってもらって受注していた時代とは違います。

今の時代は査定書のみで訪問査定に進めるかが決まる時代です。

そのような時代の査定書は、査定書のみですべてを完結させなければいけません。

しかし、巷にはこの目的を果たせていないダメな査定書が溢れています。

そこで査定書のみで売主様の信頼を獲得できて、訪問査定に、はては媒介獲得に繋げられる査定書になっているのかチェックリストを作りました。

ぜひこのチェックリストで自社の査定書が、良い査定書になっているのか確認してみてください。

本記事は、4記事連載の3記事目です。まだ前記事を読んでいない方は、vol.1vol.2も合わせてご覧ください。

地域に詳しい営業マンだと思われる材料は含まれていますか?

実は売主様が不動産会社を選ぶ際に「大手であること」と同じくらい重要視しているのが「地元に詳しい会社であること」なんです。

地元に詳しいことを伝えるためには、物件があるエリアのマーケット情報やハザードマップ、周辺施設などの情報が効果的です。

特にマーケット情報は、その地域で商売を営んできたプロであることを印象づけるため、約5年分の情報が出せると良いですね。

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参考:AI査定プロ マーケット情報を豊富に出しています

 

どのような査定方法なのか明記していますか?

目の肥えた令和の売主様が不動産会社に求めているのは「不動産のプロによる知見に基づいた査定」です。
素人:なんとなくの感覚で査定している
プロ:しっかりとした理論やロジックで査定しているのか、です。

「AIによるとここらへんの物件ではなんとなく〇〇万円です」これではプロの説明とはいえません。
「マンション(や土地)であれば取引事例比較法(戸建では原価法)を用いて、このようなロジックでお客様の物件はいくらです。」と説明できる査定書になっていますか?

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参考:AI査定プロ 取引事例比較法による査定であること、取引事例比較法とはどのような査定方法であるかを明記している

 

売主様によって資料の内容を変えていますか?

売主様によって提出資料の内容を変えていますか?
ある人にはエリアレポートが必要でも、ある人は価格の根拠だけを知りたいと思っているかもしれません。
売主様の意向が読めない一括査定の場合は難しいですが、訪問査定で売主様のニーズをガッチリと捉えて、必要十分な内容の資料構成で臨むことが重要です。

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参考:AI査定プロ 印刷設定ページで出力する資料を選ぶことができ、売主様によって内容を変えることが可能

次の記事で、チェックリストの続きを確認しましょう。

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