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不動産会社の自社Webサイトでの集客は本当に可能なのか?①Web集客の基本・共通原則(上)【売買仲介・成功虎の巻】

このコーナーでは、大手不動産仲介会社で売買仲介営業経験のある弊社社員が監修し、売買仲介の現場・不動産会社が売上を上げていくためのさまざまなノウハウをシリーズでお届けします。

【売買仲介・成功虎の巻】今日から使える!売買仲介成功のための小技

今回の記事は、Webマーケティング歴20年弱、事業会社側・支援会社側両側でWeb広告やSEO・コンテンツマーケティングを推進してきた弊社マーケティング担当Sが、過去の職務経験も踏まえ、


  • Web集客の基本・共通原則
  • かかる費用やメリット・デメリット
  • 不動産会社にとっての「自社Webサイト」を作ることの意義・可能性

 

を、何話かに分けてわかりやすく解説していきます。自社での集客・Web活用方針の決定や議論にご使用ください。

 

Web集客の基本はどの業界にも共通している:共通原則①Webサイトの構造を整えつつ見つけやすく作ること

突然ですが、御社のWebサイトがどんな構造をしているのか、説明できますか?

Webサイトってちょっとわかりにくいですよね・・

トップページがあって、会社概要があって、物件ページがあって、ブログページがあって、、どんな言語でどんなタグで書かれているのか、なかなかわかりにくいところがあると思います。

自社でWebサイトを作成されている会社様も、外注業者様に作っていただいている会社様も、まずは「Webページの構造の把握」をまず最初に取り組むのが原則です。

 

その中で特に見ていただきたいのは、各ページの


  • タイトルタグに何が書かれているのか・それがページの内容と異なっていないか・複数のページで内容が重複していないか
  • H1タグに何が書かれているのか・それがページの内容と異なっていないか・複数のページで内容が重複していないか
  • H1・H2など見出し構成は入れ子になっているか
  • 本文はPタグで書かれているか
  • MetaタグのDescription属性はページの内容の説明要約になっているか

 

家と同じように、Webサイトにも「正しい構造」があり、「正しい作り方」があります。このルールを守ることにより、強いサイトを作ることができます。

検索エンジンが見つけやすく、評価しやすいのもこのようなポイントをクリアしているWebサイトなので、何よりまず内部構造の点検・修理(外部業者を使っている場合は修理依頼)を行ってください。

 

Web集客の基本はどの業界にも共通している:共通原則②「集客したいサービス」のページを単独で作っていること

御社で一番集客したいサービスは何でしょうか?そのサービス単独でサイト内にページがありますか?そのページが、


  • サービスの顧客目線のベネフィットが記されているか
  • そのベネフィットがあることで顧客の問題が解決することを明解に書いているか
  • そのベネフィットを証明するデータも一緒に書いているか
  • 同業他社からの優位性・ポジショニングは明確か

 

一番集客したいサービスのページは思い切りこだわらなくてはいけないところです。

まず「単独のサービスページがあるかどうか」を確認してください。ページがあったとしたら、「このページを訪れた見込み顧客が使ってみたい・買ってみたい内容になっているか」セルフチェックし、加筆していきましょう。ページが無ければ作りましょう。

 

例えば不動産会社であれば、


  • 売買仲介・買取サービスの他社と違う優位性が明確に書かれているか(地域・安さ・買い客の多さなど)
  • 自社で不動産契約をしたらどれくらいの得があるか(サービス・プレゼントなど)
  • 物件情報であればポータルサイトには無い物件の収録・独自の切り口があるか

 

などを書いていくのが基本的な戦略になってきます。

 

陥りがちなのが「会社の日常」や「顧客度外視で自分達がアピールしたいこと」をサイトに載せてしまうことです。あくまで顧客目線で「顧客の体験がどう良くなるのか」ということを書いてください。

 

Web集客の基本はどの業界にも共通している:共通原則③自然検索者・広告ユーザーの知りたいことが書かれていること

Web集客の主なルートは依然、検索エンジンの自然検索やリスティング広告での流入=キーワードを入力後の遷移が圧倒的です。

また昨今では、Facebook広告・Googleディスプレイ広告などの「画像広告」での流入も増えています。流入先になる自社Webサイトのページに求められる条件は以下です。


  • 顧客が知りたくて検索窓に打った「自社サービスに関するキーワード」の答えが、検索結果の自社のWebページに書いているか
  • 自社サービスの広告画像を見てクリックした時の疑問や要求が、遷移先の自社のWebページを読んだ時に解消され、行動ができる内容になっているか

 

「知りたいことに適切に答えるWebページになっているか?」シンプルですが、効率的なWeb集客にとって一番大切なことになります。

 

検索キーワードや画像広告の内容に合ったコンテンツのWebページがあるかどうかチェックし、なければ作りましょう。

 

Web集客が軌道に乗った後はアクセスを見込み客に変えよう

Web集客がある程度軌道に乗った後は、そのアクセスを自社の見込み客にすることが大切になります。

コラビットの「AI査定プラス」は、御社のサイトに「不動産物件のAI査定ページ」を入れることにより、訪問者が自分の物件をAI査定することを促し、売りのオーナーの情報を登録していただき、追客をはじめることができます。

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