具体的に「信頼できる不動産査定書を作るポイント」について解説します。
査定書のどの部分が売主様に評価されるのか?という観点で、標準的な査定書の構成の紹介をします。
物件概要・地図 | 査定対象の不動産の概要や地図が記載されている。 |
査定の結論
|
査定価格や売出提案価格が記載されている、売主様にとって一番重要なページ。
|
価格説明
|
査定価格の根拠を説明する部分。売主様に対して権威性・信頼性を示すことができる部分であり、丁寧に説明することで不動産に精通していることが伝わり、売主様の信頼を勝ち得て安心して媒介を任せてもらうことができる。 |
付属資料
|
査定そのものには直接関係のない資料だが、売主様に対して地域に精通していることを示すことができ、買主様にも良い情報提供をしてくれると感じていただけるので、この資料を充実させることで安心して媒介を任せてもらうことができる。 |
昭和:情報がないので、不動産会社のいうことを100%信頼する。売主様は、査定価格を算出する過程のことは分からないし調べようもないので、「結論」が何よりも大切でした。
平成:インターネットが普及し、一括査定サイトを使って複数社から話を聞くのが当たり前に。結論もさることながら、複数社を比較するので、「他社との差別化」が重要に変わりました。結果として、大量の付属資料を出すことが流行しました。
⬇令和の売主が重視するポイントは?
令和:AI査定や相場紹介のWebサイトが徐々に広ま流。不動産会社にアプローチしなくても、おおよその相場観が売主様側で調べられるようになってきました。結論は売主様側の調査に近く、大体が「予想通り」と感じられる。
つまり、現代の売主様から信頼を勝ち得るには「AI査定プラスアルファ」の洞察を見せつけることが重要。
洞察=査定書の価格説明部分で「価格の根拠」を十分に売主様に説明できることが重要になった。
それでは、契約を決してしまうほど重要な「査定業務」はどのような流れで行われるのでしょうか。
基本的な流れを解説します。
まずは、査定する物件を特定します。間違いがないように正確に行う必要があります。
地図と謄本の資料収集の仕方をご紹介します。
次の記事では、売買仲介の業務の仕組み、成約事例・売出事例の使い分けを解説します。