多くの売主様にとっては、人生で最初の不動産売却です。
どのような流れで売却をすればいいのか、どのように進んでいくのか不安に思っている方も多くいらっしゃいます。
売主様の不安に寄り添うためにも、ただ査定額を出すわけではなく不動産売却の流れや、どのような経費がかかるのか?媒介契約の種類についてなど、不動産売却の基礎知識を説明するページを入れてあげると丁寧な印象を持っていただけます。
売主様にとって一番頭を悩ませるのは、売出価格の決定です。
そのときに1つの価格だけしか提案がないと、売主様自身も自信を持って決定することができません。
売出提案価格に幅をもたせて提案しましょう。売出提案価格の上限をチャレンジ価格とし、下限を安全価格として売主様自身に把握してもらうことで、納得してもらいながら売出価格を決めていただけます。
売主様が一番面倒なことを代わりにしてくれた不動産会社(御社)への信頼も、厚いものになり媒介契約を結びたくなるでしょう。
査定書内で売主様に重視されるポイントは時代ごとに変化しています。
売主様に物件の相場情報がない昭和では「査定価格という結論」が最も重視されていました。
インターネットが普及し始めた平成は査定価格という結論は売主様自身で調べることができるため、「他社との差別化」が重視されるポイントでした。
さて、令和は、というと査定価格や相場は引き続き売主様自身で調べることが出来ます、差別化も口コミなどを調べることができます。令和の売主様が重視するのは「なぜその価格なのか?という根拠」なのです。
その根拠を元に不動産売却活動を共に進められる信頼できる営業マンなのか?を見極めようとしています。
また、その根拠を元に売却活動をサポートしてくれるパートナーになりうるのかを見ています。